菅内閣発足後、国土交通行政の諸施策について、赤羽国土交通大臣からの説明を受け、質疑がありました。
■質問要旨
質問1、コロナ禍におけるGoToトラベルキャンペーンの実施状況について
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が第三波の様相を見せる中、GoToトラベルキャンペーン事業を実施していく上で、「安全で安心な新しい旅のスタイル」の取組は如何。
蒲生観光庁長官
質問2、GoToトラベルキャンぺーンの成果と今後の対応について
GoToトラベルキャンペーン事業の経済効果は如何。感染リスクが高まる中、感染症の専門家の意見にGoToトラベルキャンペーンは地域を限定し中止する方針が決まりました。感染リスクが高まる中、更なる運用の見直しが必要になると思われるが、今後の対応は如何。
赤羽国土交通大臣
質問3、「ウポポイ」を拠点とした現状と今後の展開について
年間来場者数100万人を目指しアイヌ文化の振興等に向けた活動が行われていると理解しておりますが、インバウンドが期待できない中、来場者数の現状と今後の見込みは如何。また、大臣挨拶で北海道の様々な魅力を世界に発信してまいりますとありましたが、「ウポポイ」を拠点の発信は如何。
後藤北海道局長
質問4、地域公共交通の維持・確保について
地域の公共交通が持続的な運行を維持・確保していけるよう、これまで以上に強力に支援を行っていくと、大臣挨拶の具体的な策は如何。
JR北海道及びJR四国の経営改善については、国が財政支援を継続するため所要の法案を国会に提出するため検討がなされていると聞いておりますが、経営改善に向けたJR北海道、JR四国における取組は如何。
久保田公共交通・物流政策審議官
上原鉄道局長
質問5、都市部の浸水対策の強化について
地球温暖化の影響によるゲリラ豪雨等で都市部の内水氾濫の発生リスクが増大し、都市の浸水対策は喫緊の課題となっており、本年6月、「気候変動を踏まえた下水道による都市浸水対策の推進について」の提言が取りまとめられたが、都市部の浸水対策の強化は如何。
井上水管理・国土保全局長
質問6、海上保安体制の強化について
中国漁船と連携する中国海警局の公船が、尖閣諸島に上陸を試みようと領海に侵入してきた場合、海上保安庁、防衛省・自衛隊、警察等が連携し対処行動を取るシミュレーションの作成は如何。海上保安庁による周辺海域の監視活動について、無人機導入の検討状況は如何。
奥島海上保安庁長官