港湾法の一部を改正する法律案の質疑が行われました。法案改正の概要は、①洋上風力発電設備の設置等の基地となる港湾の確保、②国際基幹航路の維持・拡大に関する取組の強化。
■質問要旨
質問1、再生可能エネルギー導入に向けた国土交通省の取組状況について
平成30年7月に閣議決定された「エネルギー基本計画」に基づき、再生可能エネルギーの導入を最大限加速していくことを踏まえ、再生可能エネルギー施策の導入に、国土交通省としての取組如何。
再生可能エネルギーに占める風力発電としての比率や導入量に関し、わが国における洋上風力発電の導入状況、今後の見通しを含めた導入可能性如何。
質問2、わが国の洋上風力発電導入に向けた目標設定について
四方を海に囲まれたわが国こそ、洋上風力の拡大に向け、より高みを目指し取組を強化してほしいと思うところですが、赤羽大臣のご所見如何。
質問3、国際基幹航路の維持・拡大について
国際基幹航路に就航するコンテナ船の寄港回数の維持・拡大に関する取組を強化するため、港湾運営会社の運営計画に「外貿コンテナ貨物定期船の寄港回数の維持・増加を図るための取組に関する事項」を追加する今回の法改正の意義と、目まぐるしく変化する海運市場の下で、国際基幹航路の維持・拡大に、今後、どう取り組んでいく必要があるのか、赤羽大臣のご所見如何。