参議院議院運営委員会の「議員宿舎に関するプロジェクトチーム」において、老朽化が進む清水谷宿舎(1969年に建設)の問題について検討を重ねてきました。先般、現在地で建て替えを行なうことを大筋で合意いたしましたが、「維新の党」は反対いたしました。
議員宿舎PT座長取りまとめ(平成27年4月14日)(PDF:62KB)
清水谷宿舎の老朽化や耐震基準未達について対策の必要性は認めます。しかし国・地方の借金が1千兆円に及び、身を切る改革や徹底した歳出削減が行われていない状況では、拙速な判断を避けるべきです。一票の格差是正や定数削減を進める参議院選挙制度改革の結論(今国会中)を踏まえてからでも遅くありません。このような流れになってしまったことは残念です。
維新の党 参議院幹事長 室井邦彦