参議院本会議 平成26年11月5日 「土砂災害対策防止法改正案」に対する代表質問
皆様方には、平素より温かいご支援、ご協力たまわり心より感謝申し上げます。
昨年の総選挙は、大義なき解散といわれ戦後最低の投票率を記録しました。与党圧勝というかたちで終わりましたが、この結果を謙虚に捉えるとともに、巨大与党の国会運営に振り回されることなく是々非々の立場を堅持し、改革の声を上げ続けていく決意です。維新の党は、これまで、国民に負担をお願いする前に、自ら政治家が身を切る改革を行うべきとする政治姿勢を訴えてきました。
そのことは、改革に立ちふさがる壁にひるむことなく、揺るぎない覚悟を持って邁進し、真の改革を成し遂げようとする強い意志を意味します。そして、企業・団体献金の禁止を決めているからこそ、しがらみにとらわれず既得権益を打破し、持続可能な社会を構築することができるのです。
今こそ、改革断行に向けた政治の強いリーダーシップが求められていると思います。
私は、「維新の党」国会議員団幹事長代理(選挙担当)並びに参議院幹事長を務め、役員の一人として党務に当たっております。そのような中で、国民の期待と信頼に応え、我が党にしかできない改革に全力を傾注し、一人でも多くの改革の志士を輩出していけるよう党勢拡張に取り組んでいきたいと思います。その上で、国・地方を合わせて1千兆円を超える赤字財政の健全化とデフレ脱却を含めた経済再生を車の両輪の如く推進させ、更には原発フェードアウトと自然エネルギーの推進、安全保障法制の整備、社会保障制度改革、教育制度改革等、その政策の実現に力を発揮していきたいと思い ますので、引き続きのご理解、ご協力をたまわりますよう心よりお願い申し上げます。
そして、国民の声を政治に反映させていけるよう、山積する課題に真摯に向き合い、国民一人一人が夢と誇りの持てる国づくりを目指していくことをお誓い申し上げます。
平成27年元旦
維新の党 参議院幹事長
維新の党 災害対策本部調査団長
元国土交通大臣政務官
室井邦彦