参議院国土交通委員会において、JR北海道野島社長への参考人質疑が行われました。
JR北海道は、平成23年5月27日に石勝線トンネル内で特急が脱線炎上し、79名が負傷する大事故を起こしました。その4か月後、当時の社長が社員に安全性の向上を求める遺書を残して自殺いたしました。この事故では乗客の避難誘導の遅れも指摘され、6月18日、国土交通省からの業務改善命令・指示を受けて全社的に信頼回復を誓ったはずでありました。
事故や不祥事が続発するJR北海道は、過去の悲惨な出来事を反省することなく、問題を風化させてしまったのではないか経営陣としてのお考えを野島社長に質しました。