入党(日本維新の会)並びに公認の記者発表

議員辞職にあたりぶら下がり取材

参議院 橋本事務総長に議員辞職願いを提出

離党のご挨拶

私、室井邦彦は、本日、海江田代表に対し離党届を提出いたしました。

民主党に対する政治不信は、政権交代で掲げたマニフェストに対する国民への十分な説明責任を果たせなかったことと併せ、消費税増税を打ち出し党内の意見を二分する党内抗争に終始したことが最大の要因ではないでしょうか。

消費税法案については、与党内における取りまとめ段階より昨年の3月30日に国会へ法案が提出され採決に至るまで、党に止まり賛成するべきか、離党して反対するべきか熟慮に熟慮を重ね悩み苦しみました。

結果的には、国土交通大臣政務官として職責を全うすることが、今の私に与えられた使命と考え、東日本大震災からの復旧・復興、そして未だ30万人以上の避難生活を強いられている被災地の皆様の気持ちに寄り添い、一日も早くかつての生活を取り戻すことができるよう 山積する課題に全力を傾注してまいりました。

総選挙の厳しい結果を踏まえての代表選挙においては、党の再生を期し新しいスタートを切ることになりました。定期党大会においては、新しく綱領を制定し参議院選挙、都議会議員選挙の必勝を期し党の結束を誓い合ったところであります。

しかし、国会において存在感を示すことができず、野党第一党としてのリーダーシップを果たすことさえできません。ましてや野党結集という参議院選挙の具体的な方針を打ち出せていないのが現状です。

自由党から民主党へ合流した時は、政治信条は多少異なる感を抱きながら大同について二大政党政治の実現に邁進いたしました。しかし、多くの同志が党を離れ、離党の動きが止まらない状況を見て、自分の気持ちに偽り続けることはご支援いただいている皆様方を裏切ることに繋がるとの考えに至り、思い切って自らの信じる道へ突き進む決意させていただいた次第であります。

私は、36歳で市議会議員に初当選以来、多くの皆様方より温かいご支援、ご協力を賜りました。お陰をもちまして県議会議員2期、衆議院議員1期、参議院議員1期を務め、その間、国土交通大臣政務官の要職も務めさせていただきました。

世界に目を向け希望と誇りの持てる国家を構築するため、今こそ、政治家一人一人が強い 覚悟を持ち、改革に真っ向から取り組むべきでないかと痛感しています。

国の根幹にかかわる憲法改正を始め公務員制度や統治機構の改革をテーマに、団塊の世代の粘り強さとこれまでに培ってきた様々な経験や感性を活かし自らの信念に基づき行動して行くことを決意いたしました。

引き続き、精力的に活動して行くことをお誓い申し上げます。

 

平成25年4月19日

参議院議員 室井邦彦